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『なぜフットサルなの?』
特徴
フットサルは20m×40mのピッチで高いスキルを要し、狭い中で行うため相手との間合いが近く、そのため相手から受ける心理的プレッシャーが高い中でのプレーが求められる。
技術
技術レベルでいえば、より洗練されている必要がある。
さらに環境要因の影響が大きいといえるが、パススピードが速く、相手との間合いが近いため、サッカーではそれほど見ることがない足裏トラップがプレーには欠かせないといえる。
戦術
戦術レベルでいえば「スペースの創出と占有」という考えが不可欠となる。
スペースが小さくボールのないところでの動きが重要となる。
そのため、小さなスペースから存在しなかったスペースを創りだす知恵をフットサルでは習得できるといえる。
5人しかいない選手が限られたスペースをいかに有効に使え、創りだすのか、そしてピッチ上のスペースを埋めていく相対の必要がある。
また高速でのプレースピードが求められるため、判断スピードも向上するといえる。
これらのことからフットサルがサッカーより知的な選手に育てる補完性をもっているといえる。
フィジカル
フィジカルレベルでいえば、フットサルは瞬発的な能力が重要である。
10mも直線でダッシュすることはほとんどなく、方向転換も含めたアジリティ能力は欠かせないものとなる。
これには、瞬間的なパワーが密接に関係してくる。
トレーニング
トレーニングでは、「総合的なトレーニング」を用いている。
総合的なトレーニングを簡単にいえば、「縮小化したゲーム形式のトレーニング」。
技術・戦術・フィジカル・メンタルなどの要素を切り離してトレーニングをするのではなく、1つのメニューの中で実際のゲームで起こりうる全ての負担がかかるような内容であり、密度の濃いものとなる。
特に、ゲーム中のあらゆる状況を読み取って(分析)、次の動きをどうするか判断し、決断・実行するプレーに重点をおいている。
「縮小化したゲーム形式のトレーニング」には、以下の要素が含まれる。
1.速いプレースピード → 「速く・効率的な動き」が求められる
2.速い技術判断 → ゲームインテリジェンス
3.ゲームを超高速で読み取り、解釈・分析する判断スピード
4.フィニッシュの局面でのクリエイティビティ、ファンタジー、イマジネーション
サッカーとフットサルの関係
フットサルは、サッカーにとって重要となる以下についてトレーニングすることができる。
1.ボールポゼッション → 次の攻撃の組み立てにおける忍耐力・攻撃の起点の変更
2.オフザボールの動き
3.フェイク・フェイント
4.サポートの連続性
5.ライン間&守備者の間(ギャップ)へのサポート
6.特別な技術/足裏の活用・トゥーキック等
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